HPの上下にコマーシャルが入り見づらいかと思いますが、無料webのため ご了承下さい。

 1.先土器・縄文時代  2.弥生時代  3.古墳時代  4.飛鳥時代  5.奈良時代
 6.平安時代  7.鎌倉時代  8.室町時代  9.戦国時代 10.安土桃山時代
11.江戸時代 前期 12.江戸時代 中・後期 13.さいたまの江戸 14.江戸時代 幕末 15.明治時代
16.大正時代 17.昭和時代 18.平成時代 19.韓国  20.その他
戦国時代の鉱山       
                戦国時代の鉱山訪ねて 〜
武田金山(湯の奥金山跡)<山梨県身延町

今から約400年前、武田氏の強力な軍事力を支えたのが、領国から産出する豊富なだったとされる。武田氏の領国内には、最大時には28カ所におよぶ金山があり、なかでも、湯之奥・中山金山の操業は15世紀末、黒川金山は16世紀初頭と推定されて、最古である。武田氏は金山経営に従事した集団を「金山衆」とよんだ。

写真をクリックすると大きくなります。      アンダーラインのある青または紫色の文字をクリックすると詳細が見られます。  

湯之奥金山跡
 毛無山の山腹にある、中山金山内山金山茅小屋金山の総称である。遺跡からは露天掘り・坑道・作業場・住居跡がでてきた。

湯之奥集落と湯之奥金山。  下部温泉から約2q何もない山道を登る。  

湯之奥集落の様子。       山道を進み、急に集落が開けてくる。金を掘っていた時代からの集落。

  この集落で一際目立つ門西家住宅(国指定文化財)。    門西家は、室町時代より住居を構え、湯之奥金山や、山林などを管理し、名主役をつとめていた。建物は、江戸時代初期のもの。
集落から約3q下った、下部駅の近くに、甲斐黄金村湯之奥金山博物館がある。

急な岩畳の道の両側に、家が建ち並んでいる。

 

湯之奥金山と湯之奥集落の様子を表したジオラマ。山の上で露天掘りが行われていた。

16〜17世紀に活発に産金が行われた。

甲州露一両金
 甲州金は、戦国・武田支配期に甲斐の領内で流通した地方貨幣で、日本で初めて制度化された貨幣として注目される。

金鉱石
 この地域の物は、主に白色の石英から成り、少量の黄鉄鉱を伴っている。

古文書(今川義元朱印状)
 「いかなる場合にも金山に荷物を運ぶことを保障したもの」

金貨 

金の精製の過程
 人形で説明
 採鉱の後
    粉成(こなし)
 金鉱石を粉砕する作業を粉成という。 焼きもろくする→唐臼でつき、砕く→水を加えながら石臼でひく→細かくこなされる
  汰り分け(ゆり)
 水によって比重選こうする。せり板に刻まれた溝に金がたまる。  砂金採り体験室では、この汰り分け作業を行う。
  灰吹き
 汰り分けられた金のつぶ。銅などの不純物が混ざる→金に鉛を加え加熱→空気を吹き付け鉛と不純物とを酸化させる→純度の高い金を取り出す

No.9

 1.先土器・縄文時代  2.弥生時代  3.古墳時代  4.飛鳥時代  5.奈良時代
 6.平安時代  7.鎌倉時代  8.室町時代  9.戦国時代 10.安土桃山時代
11.江戸時代 前期 12.江戸時代 中・後期 13.さいたまの江戸 14.江戸時代 幕末 15.明治時代
16.大正時代 17.昭和時代 18.平成時代 19.韓国  20.その他