内田崇史の歴史資料集ＨＰ（れきししりょうしゅう）さいたま市・奈良時代遺跡

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　　　　　　　　　さいたま市の　奈良時代の遺跡を訪ねて　～
　　　　　　　

　条里遺跡　田んぼの畔（大久保条里遺跡）　三条町
　　
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大久保領家遺跡、道場寺院跡遺跡（蔵骨器）…寺や役所の跡では　道場　軒丸瓦が奈良明日香の川原寺と同じ模様。系列の寺か？　　

鴨川に面した自然堤防上にある。古代には、旧入間川が遺跡の南を西から東へと流れていた。特に、奈良～平安の瓦が多く出土。東西15.4㍍、南北7.8㍍の大型掘立柱建物跡が発見され、８世紀前半の軒丸瓦・布目瓦が多く出土。瓦を使用するのは寺院や役所などの特別な建物であり、地域の中心だったことがうかがえる。広大な水田や旧入間川を利用した水運などで繁栄したようである。

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大久保領家遺跡の現在の様子
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道場寺院跡出土　軒丸瓦　直径18㎝、この模様は、鳩山町の西戸丸山遺跡出土の物と同じである。ここに、瓦をのせた建物が奈良時代に存在していたことがわかる。